ご挨拶
久しぶりの更新が、2013年の大晦日になってしましました。
すみません。

今シーズン、応援ありがとうございましたクローバー

もう既に発表されていますが、
2014年は宇都宮ブリッツェンで走ります。
これからのブログはチームのホームページに、所属選手用のものがあるので、そちらで更新して行きますね。

今は仙台の実家に帰省しているのですが、雪が残っていてとっても寒いっす雪
田んぼには、白鳥も飛来しています。

そんな大晦日をゆっくり過ごしてから、明日宇都宮へ戻るのだけど。
1月1日から宇都宮で過ごすのは初めてかも。。。

どうか皆さんも、風邪など引かぬようお体に気をつけて、
良い年をお迎え下さい門松

それではっ!
| 日々 | 22:36 | comments(1) | trackbacks(0) |
2連戦を終えて

10日の“Coppa Sabatini”と12日の“Giro dell'Emilia”を終えて、残るレースはジャパンカップのみ!
調子はボチボチボチ…。

オフ目前ということもあって、レース前のミーティングがリラックスムード。
イタリア若手の星、ダビデ・ビレッラが2レースとも3位でした。

Coppa Sabatiniは、レースの強度で踏んでも問題なかったが、あまり良い動きはできず、残り20kmでリタイア。
今日のGiro dell'Emiliaも体的にはかなりキツかったものの、ボローニャ市内のサーキット(20%の登りがある鬼周回)まで良い位置でダビデを運びフィニート。

ジャパンカップが終わったら、ゆ〜っくり体を休ませてあげたいな。
どこかの温泉に行ったりして。

ところで、主催者が用意した日本行きの便が、ビジネスクラスだという話だったのだけど。。。
もしそうだとしたら、快適な空の旅、初めてのビジネスクラスで嬉しい限り。

日本の天気を調べてみたら、まだまだ暖かそうですね。

ベネトーはみんな長袖を着るほど涼しくなってしまって。
レースで来ているエミリアロマーニャも、朝晩は殆どの人が長袖。

つい先日までは暑かったのに〜。
季節の変わり目って、本当に一瞬!

明日は軽くトレーニングして、ベネトーに戻ります空
| Cannondale Pro Cycling | 05:28 | comments(2) | trackbacks(0) |
1ヶ月ぶりにレース!

とりあえず距離と時間は乗れるようになって、ほっとしています。
今は、普段メニューを入れるコースには行きたくないので、気分を変えていつもと違う道を走ってる。

結構走れるようになったとは言え、
レースで走れるかどうかは全くの別ものなので、明日からの3連戦で感覚を確かめてみます。

そんなわけで今日はレースのために、ルッカに移動してきました。
ルッカと言えばサクソバンクの宮澤さんが住んでいる町だったのですが、宮澤さんはいま中国のレースでしたね。

しかしやはりアレです。
レースに来ると、皆に会えるから楽しい!

中には1月のアルゼンチンぶりに会うチームメイトも…。コロンビア人のサルミエント。
彼とは少しの時間しか共有していないけど、すごく気が合うんです。
…って思ってるのは自分だけかも知れないけど(笑)
後で到着するみたいなので楽しみだ。

そう言えばつい先ほど、
ジャパンカップのコンボカツィオーネが届きました。
出場するレース毎に届く、行動予定連絡のような、招集メールのような、そんなものです。

どうやら、ドバイ経由の便で、17日の夜に宇都宮入り。
今まで日本チームの選手として、海外勢を迎え撃つ立場だったのが、今回はいわゆる敵役なのかな。

宇都宮を緑色に!がちゃぴんがちゃぴんがちゃぴん
…したいところですが、流石にそれは無理か。

久しぶりの宇都宮だし、Cannondaleのメンバーも面白いし、レース後にはアフターパーティーもあります。
楽しみ♪

キャノンデールFacebookではジャパンカップ特別コンテンツ配信中です!
| Cannondale Pro Cycling | 01:19 | comments(2) | trackbacks(0) |
愛と誠

紙にプリントアウトされたメニューを見ていると、リハビリ時代を思い出します。
そう、特技はリハビリです…、てコラー!涙

冗談はさておき、
このメニュー、JISSでお世話になっている方に作ってもらったものなのですが、いま役に立っている。

レースが続く時期に毎回全部やっていたら死んでしまうので、何種類かチョイスし、気がついた時に取り組むという前提でもらったメニュー。今はバイクで高強度のトレーニングが出来ずにパワーが余っているので、ちょうど良い。

そんなわけで暫くゆっくり調整していたのですが、来週10日のコッパサバティーニというイタリアのレースに招集されました。おいおい大丈夫か、と思ったけど。(一応その辺り、監督と電話はしました…)
まず、これが走れなかったらジャパンカップも走れないだろうし、体の声を良く聞きながら走ろうと思う。

ところで先日、
イタリアで有名なピンク色のスポーツ新聞“ガゼッタ”に、とても尊敬している監督のことが書いてあった。
監督がチームを去るという話(そこだけ理解出来た)のだけど、監督が移籍とかするの?…と思ってしまい、ガゼッタの記事も嘘か本当か、ねぇ。…と流し気味に捉えていたのですが。やっぱり気になるし、大好きな監督なので、本人に聞いてみようと思った今日。

人間色々なタイプの人がいるけれども。“愛”のパワーを持った人のもとには、自然と沢山の人が集まってくるものです。どこの国に行っても。選手皆から信頼されている監督。

自分自身にも言えることで、
大人になって、大切なものは何か、忘れてしまう時がありますよね。
忘れているのではなくて、その大切なものに覆いをして隠し、見ないようにしているだけなのかな。

人を信頼できている時、そんな人間に囲まれている時って、とても清々しく生きられる。
少しでも疑いの念が生じてしまうと、心地悪くなりますし。。。

監督、選手、スタッフ。
家族、友達、周りの人。
政府と国民。
考えてみれば、国家間の付き合いだってそうですね…。

大切にしたいのは『愛と誠』

不思議な事に、
何かの恨みに任せて人を陥れようとしたり、嘘をついたとき、一番傷つくのは自分自身だったりする。

神様のように愛に溢れ、どんな悪をも、愛の力で良きものにかえてしまう。
そんな理想からは、ほど遠いな。。。

ここ数日涼しくて、イタリアは秋らしくなってきました空
| Cannondale Pro Cycling | 04:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界選手権に見た才能

IKEAに行ったった。
少しでもこのアパートの生活を快適にする為に矢印上

自転車はというと…
トレーニングメニュー無しで、2時間までなら違和感無く乗れるのだけど、ゆっくり。
3時間乗るとアヤシイ感じがするので、絶妙なところで不可と時間を加減してます…。

ところで先日、TVで世界選手権を見ました。
U23イタリア代表にダビデ(コロラドのレースを一緒に走った)というスタジエールがいたので期待してたのだけど、彼は6位。

ダビデも十分強かったけど、優勝したのは18才のスロベニア人選手。
…なんて若いんだ!

18才にしてU23の世界チャンピオンになるなんて、底知れぬ才能を感じました。来年はCannondaleに来るから、サガンのようにチームに上手く育てられて開花するかな?

ふと、18〜19才の頃、自分は何をしていたのか振り返ってみると…
エンジニアを志す大学1年生だった。(まだプロになりたいと思っていなかった…)

なんとか日本も、自転車ロードレースの強い国にしたいな。…と感じた世界選手権。そんなことをイチ選手の身で、ただ漠然と考えているだけなので申し訳なくもありますが。。。
| Cannondale Pro Cycling | 04:31 | comments(1) | trackbacks(0) |
白ぶどう

やっぱり、
アキレス腱には時間が必要ですね。
本当はゆっくり落ち着いて治療したいよ。。。

最近、路面が黒っぽくなっている箇所が沢山あるんです。
気にせずその上を走ると、タイヤに舗装工事の時に使うような接着剤のようなものが付いて、パリパリ言い始めるのですが。

信号待ちの時、よーく見てみると黒ずんだ路面の正体は、葡萄の果汁だった。
それにしてもトラックの荷台から溢れすぎ。
優しく運転して〜、もったいない(^^;)

気がつけば、ぶどうの収穫が始まってたんです。
そういえばワイン工場のそばを通ると香りが飛んでくるし。

発酵させる前の果汁を、いや、絞る前の果実を食べてみたい!(はたしてワイン用の品種って食べて美味しいんですかね…)

どうやら、この辺は白ぶどう栽培がメインらしく。
プロセッコっていう有名なスパークリングワインも特産品です。

近くに住んでいるチームメイトのマウロも、お父さんが葡萄畑を持ってると言ってたな。
監督に聞いた話によると、いま畑の手伝いで忙しいとかぶどう

そんな感じで、既にオフ入りしている選手も何人かいます。
何だか自分も、オフが待ち遠しくなってきたぞ〜もみじ
| Cannondale Pro Cycling | 02:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
4kmを4分21秒で
『言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜 ポイズン』
…某ヒ◯セ先輩のモノマネが頭の中をリピートするので、違う曲聴いて紛らわしてます。

こっちで走っていると色々と気持ちが沈む事件もあります。
喋っちゃいけないらしいので何も喋れません。
自分の中では、葛藤、ありまくりです。

このブログの内容でもダメって言われたら、…クビだな(苦笑)

さて明るい話題〜、
…と言えばカナダ最終日に観戦したNHL!(1週間前の話)

スポンサーのキャノンデールが全員分のVIPチケットをプレゼントしてくれたので、見に行けたんです。
北米仕様のエンターテイメントはこういうものなのかと衝撃を受けましたよ。。。

殴り合いの乱闘は、しばらくレフェリーも止めないのがアイスホッケー流。
乱闘した選手が、お仕置き反省BOXに2分間入れられて、プレー出来なくなるのも面白いルール。
それにしても少しぐらいルールを勉強してから見れば良かったっす。


こっちは世界選手権TTTに旅立ったミハエル21才。
トラック競技もやってたよ、って言うから『4kmのタイムいくつ?』って以前聞いてみたことがあって。
20才の時に、4分21秒で走ったらしい。

トラック競技は無知に等しいので、どれぐらいのタイムなのか調べてみたところ。
とっても速かった…。
(U23なのかエリートなのか分からんけど、それでもドイツ国内選手権では4位だったかな…)

日本人も負けてられない!
| Cannondale Pro Cycling | 03:25 | comments(1) | trackbacks(0) |
天気予報は毎日晴れ☆

レース期間中に大活躍する、チーム専用の洗濯ネットですこれ。

監督、メカニック、マッサージャーまで、スタッフも全員名前入り。
…というか他にも、色違いでこの洗濯ネットを使っているチームが沢山いてます。
日本で売ってるモノの方がしなやかなんだけど、チーム仕様のこれはかなり頑丈な作りで、毎レースガンガン回ってま〜す。

さて今日でチームのアパート滞在4日目。
この家、なんか寂しいです…。

Trevisoの北20km程の小さな町にあるアパート。

すっかり朝晩涼しくなったイタリアで、すごく快適なのだけど…
(夏に1日だけ泊まらせてもらった時は地獄の暑さでした…)

ドイツ人のミハエルは世界選手権TTTに旅立ち。。。
自分もレースに行きたい!
というか無意味に寂しいこの家を早く脱出したい。
冗談でも今から家借りてやろうかな、ってほどの気分を味わっています(笑)

あと3週間で帰国してジャパンカップ、それが終わったら嬉しいシーズンオフだ!
その前に次のレースは10月2日かな。

ここ3日間、平均150w以下のノロノロサイクリングで慣らし運転。
痛みは日に日に消えて行って、今は殆ど無いのだけど、やっぱり思いっきり踏める状態ではないかな。
まぁ、日に日に進歩してはいます。

あと10日でレースを走れるまで回復させられるか。
とにかくやってみようマッチョ
| Cannondale Pro Cycling | 04:12 | comments(1) | trackbacks(0) |
in イッタ〜リア

長いアメリカ&カナダ遠征を終えて、遂にイタリアに戻りました〜。
…ってもうシーズンオフは目の前ですが。。。

カナダ最終日は、一般の方々と一緒にジル・ヴィルヌーヴサーキットでファンライド。
といっても、ゆるーい感じでスタートして帰ってくる走行会みたいなノリでしたけど。

イタリアに戻り、今回はチームのアパートに滞在して時差ボケと闘っているのだけど、今のところ順調です。
ドイツ人のミハエルも一緒。

アメリカとカナダのレースでは良く走れたと思うけど、最後の最後でアキレス腱を痛めてしまい、ケベック&モントリオールの2レースに出れず仕舞い…。

アキレス腱は痛めると長いんですよね。。。
以前、尊敬する先輩の都貴さん(ブリヂストン)が同じ部分を痛めていたのを思い出して、その気持ちがちょっと分かる今現在。
少しずつ良くはなってるのですが。

今週末のイタリアでのレースも監督と話してキャンセルになりました。
確かに今のまま無理して走っても、なんの意味もない。
このアキレス腱という部分は、慎重に治さねばならないっす。

ジャパンカップちゃんと走れるか心配だな〜。
沢山お世話になった宇都宮でもあるし、少しぐらいは良いとこ見せたい気持ちがあるし鬼

先週100km乗ってないからな…

まず、先のことを心配しても仕方ないので。
今の自分の足の状態をしっかりと見つめて、1日1日、少しずつ良い状態に持っていこう!
と思います。
| Cannondale Pro Cycling | 05:37 | comments(3) | trackbacks(0) |
まさかのジル・ビルヌーブサーキット!

モントリオールよりこんにちは。

今日は個人的サプライズな出来事がありました矢印上
(自分限定超局地的サプライズ)

とりあえず全員休養日だったので、それなら自分もと、軽いサイクリングについて行ったのですが。
滞在先のホテルから1km圏内に住んでいるカナダ人スプリンター、ギヨムの案内でサイクリングロードを走ること10分。
いつの間にやら紅白の縁石がある場所に突入〜。

半周まわって、ここがカーレース用のサーキットだと気がつきました。

しかも…
業界では有名なジル・ヴィルヌーヴサーキット!
『…だよね!?』ってギヨムに確認しました。

まさか今になって、この場所を走るなんて思いもしませんでしたよ〜。
しかも自転車で。
ロードレースの選手として。

…というのも、
自分の小さかった頃が思い出されたのでイルカ

ブルーレイ無き、いにしえの時代。
F1が大好きでよくビデオに録画して見てたんですけど、、、
カナダGPと言えばモントリオールのジル・ヴィルヌーヴサーキット。

当時覚えたコースのレイアウトが、今日走っていて甦ってきました。
(子供って好きな事はすぐに覚えてしまうもので)
エスケープゾーンが殆ど無いコース。
有名な壁ギリギリのシケイン。

気がつけば、
F1を見る機会はゼロになってしまったけど。。。
自分にとっては懐かしき思い出です。

本気でF1ドライバーを夢見た、あの頃星空

それが今や、
サイクルロードレースの選手だなんて。

子供の頃は、
野球やサッカーの選手、F1のドライバー、宇宙飛行士や飛行機のパイロットに憧れながら過ごしてきた自分。
自転車ロードレースというスポーツの存在を知ったのは、後になってから。

カッコイイと感じるかどうか
単純に子供の感性に響くかどうか

それが子供の心を突き動かしているのかな
それが夢を持つきっかけになっているのかな
…と、ふと思いました。

同様にカッコイイと感じたのでしょう、
小学4年生の頃には戦闘機に熱中したし、授業中にはノートに魚雷の絵まで書いてましたから…。
アブナイ少年時代(笑)
(一応、放課後は毎日校庭でサッカーに勤しむ健全な少年でした)

まぁそれはいいとして、、、

今日の体験を振り返ってみて改めて感じたことは、
スポーツの世界が、子供の頃に描いた夢が壊れるような場所であって欲しくない、ということ。

サイクルロードレースは、野を越え山を越え街を駆け抜けて競争する、素敵なスポーツだということを見せたい。
子供たちにはクリーンな世界を見せてあげたい。

従うべきは、少年の頃に思い描いた純粋な気持ち空
今日のサプライズ、忘れないよ。
| Cannondale Pro Cycling | 13:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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